令和5年度の通常総会を5月22日を開催。
山頭火一草庵まつり」として、『風にふかれて山頭火」ひとり芝居を計画。
公開の俳句大会を4年ぶりに開催。雨の中、高校生を含めた70名以上参加者で
一次予選句36句をトーナメント方式で、ディベート及び投票し、「俳句一草庵大賞」を
選びました。選定ばれた俳句を紹介します。
4月29日の公開俳句大会「第18回俳句一草庵」の一次予選句が決定しましたので、
お知らせします。
応募投句450句(一人2句限定)。当日用選句トーナメント表(一次予選句)を
掲載します。
この中より、29日に「俳句一草庵大賞」「松山市文化協会会長賞」「山頭火一浴一杯賞」
「山頭火柿しぐれ賞」を決めます。あなたも選句してみませんか。
※天気予報では、午後雨の予報ですが、一草庵の内部で実施いたします。
「第18回俳句一草庵」の俳句を募集中。
山頭火俳句ポスト大賞訪ね来て柿たわわなり一草庵 宇和町 玉井 澄 【評】冴え冴えとした月が真上を高く渡る夜、作者は句碑と対峙した、
いや、嘗て目にした句碑を思ったのかもしれない。研ぎ澄まされたように輝く月に
対応するように、後世に業績を伝えるための句碑がぽつぽつと語り始めるのである。(白石)
【入選】かくし玉どんぐり一つ鏡台に 松山市 今岡美喜子【評】子どもの頃、木の実を宝物のように箱などに保存していた記憶があるが、
たかが、いや、されど「どんぐり一つ」なのである。何かがあった時の「かくし玉」として、すぐに取り出せるように日常的に使う「鏡台」にこっそりと備えているのである。【評】何十年も、いや何百年以上も生きている老木であり、春になれば必ず若緑に芽吹
いてくるのだ。樹の生命力を「力みなぎる」と表現した。
これは、人間にも言えること。たとえ肉体は老化しても。その精神と生きる力はまだ
まだみなぎっているのである。読む者にとって、一句からの力をもらった感がある。
【入選】初御神籤訓戒胸に固結び 浜松市 力武由起子
【評】御神籤にはなんと書いてあったのだろう。恐らく訓戒であるから、さとし、
いましめる言葉があったにちがいない。作者は、その言葉をしかと胸に受け止め、おみくじを、近くの木の枝に固く結んだのである。大変、素直で真面目な性格の作者と思われる。この一年、きっと幸せであるはずだ。 本年、12月3日の山頭火誕生日に、山頭火生誕140年を迎えました。
愛媛新聞にて、小田記者が、句集『遍路行』の取材をしてくれた。
(山頭火の書き残した、1枚の遍路行の自筆句原稿、句日記、四国遍路日記より
〇印をつけている句、138句を抜粋しています。)
昭和15年2月26日の「松山日記」には、「夜は”遍路行”推敲」とある。
山頭火最後の四国遍路の旅は、昭和14年10月6日から11月21日までの47日間に行乞の旅。
野宿と題してこんな句を詠んでいます。
わが手わが足われにあたたかく寝る
夜の長さ夜どおし犬にほえられて
寝ても覚めても夜が長い瀬の音
( 十一月十九日の日記
落出の街はづれ大野大師堂でお通夜、・・・・ 落出に来たが泊まれない(宿屋という宿屋ではみな断られた、遍路はいつさい泊めないらしい)・・・ 宵のうちはアルコールの力で熟睡するが、明け方には眼が覚めて、夜の長いこと長いこと、水音たえずして、そしてしづけさ、さびしさ、昨夜のにぎやかで、うるさかつたのにくらべて、この寒さ、とにかく、ここ二三日はいままで知らないものを知つた。)
いちめん霧である、寒い寒い、手足が冷える(さすが土佐は温かく伊予は寒いと思ふ、とある。 十一月二十日頃の野宿、本当に寒かったと思う。
この句集は、次の句から始まります。
秋晴れひよいと四国へ渡つて来た
この句は、松山市の海の玄関・高浜港に2009年10月1日に句碑が建立されています。
(来松70年記念、山頭火は、昭和14年10月1日に松山へやって来る。)
12月3日は、山頭火の誕生日。
種田山頭火生誕140年を記念して、未完の山頭火句集『遍路行』を上梓します。
本句集は、山頭火が生前残した一枚の自筆原稿からはじまる。
山頭火最後の行乞の旅(昭和14年)から生まれた四国遍路句集です。
野宿をくり返す命がけの旅だったようです。
昭和14年10月6日~11月21日までの47日間の旅、
日記に次の言葉を残す。
(・・・絶食の野宿はつらいものである。
また、自選一代句集『草木塔』校正投稿の終わったあとの、
松山日記の昭和15年2月26日には、「夜は”遍路行”推敲」とあります。)
併せて大山澄太さんの「大耕」誌に掲載された「山頭火の四国へんろ」の記を
紹介させていただきました。
是非とも山頭火の俳句ならびに四国遍路の旅を味わってください。
一草庵及び子規記念博物館に於いて、頒布価格600円で販売をしています。
※電話注文は、できましたら住所等の聞き取り間違いが発生しますので、次のメールアドレスで連絡をお願をします。 ootakzh@tiara.ocn.ne.jp
会報「鉢の子」第53号を紹介します。
<目 次>
松山の山頭火さん 村瀬智恵子
山頭火の知友たち 木下信三
村瀬汀火骨作品 村瀬純一
木村緑平さんからの葉書 松井征史
第34回山頭火俳句ポスト賞
秋の山頭火まつり