応募は一般194句、中高生722句、合計916句の応募でした。(県外句は166句、一人2句まで)
京都洛南高校、岐阜飛騨神岡高校、弘前学院聖愛高校からも投句がありました。
当日、全句を紹介することが不可能なので、前日選者にお願いして、一次選考を実施。
一般の部40句、中高生の部55句で公開句会を実施しました。
選者の先生には、会場の掲示板に俳句を掲載し旗上げ方式で選んでいただきました。
会場の参加者にも挙手で選していただきました。
オープン・セレモニーとして、俳句ファッション・ショーを急きょやってみました。
ヤング・ガールとオールド・ガールズの共演です。
俳句ファッション・ショー |
「俳句一草庵」の模様を写真で紹介します。
「俳句一草庵」会場 |
会場風景 |
選者の先生方 |
参加していただきました。その朗善さんが、選んでくれた俳句は、洛南高校2年・黒田さんの句でした。
友達の関係さっと衣替え 洛南高校(2年) 黒田みの里
歯切れのいい句ですね。「さっと」が生き生きとして気持ちがいい。
山頭火もよく「ひっそり」とか「ほっと」とか「やっぱり」とかの表現をしています。
いいニュースの少ない世の中、ふと「心の衣更え」をしたいと思ったりしました。
下村為山の句を思い出しました。
学僕や衣更をし裾短か 為山
そんな若者たちの衣更えの姿には、夢と希望がみなぎっている。
コメントする高校生 |
俳句部に入り、「俳句甲子園」での活躍を期待します。
参加者の選句風景 |
「俳句一草庵大賞」に選ばれたのは、高校1年生の句でした。
麦青むいのち太鼓のやうに鳴る 済美平成中等教育学校(高1) 白石沙織
青い麦に命を見て、そこに太鼓の鳴るような生命力を感じたのでしょうか。
山頭火フォトと青麦 |
皆さん、素敵な俳句を山頭火さんに捧げてくれました。
山頭火さんは、こんな俳句を作っています。
麦の穂のおもいでがないでもない 山頭火
本当に、皆さんありごとうございました。楽しい俳句会ができました。