今週の山頭火句

今週の山頭火句 旅のかきおき書きかへておく  山頭火

2014年8月27日水曜日

寄り道遍路「一草庵」

今年は、四国霊場開創1200年ということで、いろいろなイベントが行われています。

朝日新聞(長谷川さん)が、「四国発 寄り道遍路」を紹介している。

濁り澄んで 山頭火の最後の地として、一草庵の取材に来てくれた。


徳島は、発心の道場。

高知は、修行の道場。

愛媛は、菩提の道場。

香川は、涅槃の道場。


山頭火さんは、お母さんの位牌を抱いて、四国遍路を2度している。

人生即遍路、歩々到着。

何かを願い、何かも求めて遍路の道を歩く、一歩一歩はそのまま到着でもあり、
身心脱落である。

”濁った水は澄み、また濁る。その繰り返しは、山頭火だけでなく私たちの人生のようだ。”
と紹介し、その川の流れを見ながら、太山寺へ向われたようです。


最近、お遍路さんは、一草庵に立ち寄って、安心安全の祈願をしていく。

一草庵は、別格霊場というよりか、やはり現代風・休憩の茶堂のように思えた。

是非、お立ち寄りください。


朝日新聞 2014.8.24