今週の山頭火句

今週の山頭火句 旅のかきおき書きかへておく  山頭火

2020年9月12日土曜日

元気を出そう!没後80年「山頭火一草庵まつり」。

  コロナで自粛中の皆さまへ
  元気を出そう!「山頭火一草庵まつり」を山頭火の命日10月11日に開催し
  ます。三密を避けるために、「山頭火俳句でアート展」を企画しました。




  
       お手手こぼれるその一粒一粒をいただく  山頭火

     この句は山頭火58歳の秋、土佐の安芸から高知にでるまでの遍路途上の作。

   軒に立ってお経をよみ、つつましくお米をいただく山頭火の姿が見えてくる。

   坊やをだっこしたお母さん、坊やは僕がやるいって小さな手で握ってくれるのだが、

   その手からぱらぱらとお米が地にこぼれる。それをもったいないと、腰をかがめて、

   山頭火は、一粒一粒拾う。


    <内容・スケジュール<>
    ◇山頭火一草忌(81回忌)
        10月11日(日)9:00~9:30
        会場 一草庵

    ◇第11回山頭火検定   
        10月11日(日)13:00~14:30
        会場 清水公民館(松山市清水町3丁目170-4)

    ◇第30回山頭火俳句ポスト表彰式
        10月11日(日) 13:30~14:30
        会場 一草庵

    ◇山頭火俳句でアート展
        10月4日(日)~11日(日) 9:00~16:00
        会場 一草庵広場

    ◇山頭火トークイベント
        10月10日(土)、11日(日) 15:00~16:00
        会場 一草庵広場
        ●芥川賞作家・町田康エッセイの朗読
         町田康さんのご協力を得て、
         Web新小説「寺小屋山頭火」のエッセイを朗読させて
         いただきます。
        ●早坂暁ドラマ制作の秘話を語る
         NHKドラマ「何でこんなに淋しい風ふく」を手掛けた
         早坂暁さんのドラマ制作秘話などを語ります。

      


           <アート展案内用葉書きです。>