NPOまつやま山頭火倶楽部刊行の『松山時代の山頭火』が、11月26日の愛媛新聞で大きく取り上げられました。
良い記事にしてくれました。
何もかも捨て、俳句を生きる拠り処とした山頭火を、
大山澄太さんは、「めしを食べず、酒に酔っていても、俳句を哲学する能力があった」
と語る。
付録として、山頭火の俳句選評を載せた。一草庵で執筆し「広島逓友」の「新俳句」欄に
載ったもの。
「日記の一節か書信の一部ならばこれでよかろう。句は報告ではない、記述でもない。
句は景象乃至事象が自己の肉體ー感覚ーを通してうたふものである。そこには情熱が
しづかに堪えてゐなけらばならい。なげやりな百句をつくるよりもしんけんな一句を
生みたい。」と。
読み始めると、止められません。
若い人は、新聞も取らない、本も読まない人が多いと聞きます。
是非、読んで欲しいものです。
☆『松山時代の山頭火』 頒布価格 700円 B6版 206ページ
☆販売場所 一草庵、子規記念博物館
※明屋書店平田店でも、販売してくれる事となりました。(089-978-0600)
尚、窓口 山頭火倶楽部・太田でも受付いたします。090-6882-0004