山頭火検定とは
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第1回検定のポスターです |
山頭火没後70年を記念して、「山頭火検定」を実施しました。以下は、第1回検定開催のお知らせ文章です。
山頭火とはどんな人物だったのでしょう。
その人生はまるでドラマをみているようです。母の衝撃的な自殺、父の放蕩、家業の破産、家庭の崩壊等、彼が青少年時代に失ったものは計り知れません。彼の苦悩は、酒なしでは耐えられるものではなかったのでしょう。
人生の後半42歳の時に、熊本で泥酔して市電を止める大事件を起こしました。これを機に、曹洞宗報恩寺で参禅生活を送り、出家得度し「耕畝(こうほ)」として仏の道を歩みはじめます。
しかし、考えた末でしょう。その後、俳句一筋の道を選び放浪の旅に出たのでした。
途中、庵を結ぶことはあったが、57歳までの15年間、行乞流転の旅を繰り返し、北海道・沖縄を除き、本州、九州、四国のほぼ全土を行脚しました。
その間、師・井泉水を始め、白船、緑平、樹明、澄太、そして一洵、政一をはじめとする各地の俳友たちからの支援は、涙ぐましいほどに美しいものでした。
熊本に妻子を残したまま歩き続ける山頭火、いつも自嘲するのですが、決して自分を捨てたりはしません。無性のさびしがりやで、一人になれば人恋しく、人と群れれば一人を恋しがる。ありのままの自分をさらけ出し、反省しては悟りの境地へ行きたいと願うのです。
〈うしろすがたのしぐれてゆくか〉〈鉄鉢の中へも霰〉の秀句は、その弱さから脱却したい心の表れでしょうか。自己批判を繰り返す人間味あふれる姿は、われわれを惹きつけます。
みちのべの一木一草にも感謝し飄々として歩く山頭火、私たちはいつしか山頭火と一緒に歩きだしてしまいます。
山頭火の俳句のぬくもり、やさしさ、そしてやわらかさ、深さ。歩くことで執着から脱し、己を立て直して、自然の優しさに満ち溢れた俳句を、生涯に一万句以上残しました。それらの生の証として生まれた魂の句は、今も光り続けています。
西行でもない、芭蕉でも、良寛でもない人生を自己実現したそのうしろ姿は、私たちに何かを考えさせ、ヒントを与え続けてくれます。
『山頭火検定・公式テキスト』によるこの「山頭火検定」は、山頭火をもっと知りたい人のための、腕試しの道場のようなもの。この「山頭火検定」が刺激となり、日本が世界に誇る俳文学の継承・発展が出来ればと願っています。
あなたも山頭火の生涯や俳句を学んでみませんか。山頭火の亡くなった10月11日の「一草忌」に松山で、『山頭火検定』を開始します。
平成22年8月 まつやま山頭火検定実行委員会
募集要項 (第1回山頭火検定の内容)
2会回目以降の山頭火検定募集要項は、ジャンル別情報<ア.山頭火検定>を参照。
2会回目以降の山頭火検定募集要項は、ジャンル別情報<ア.山頭火検定>を参照。
【試験名】 山頭火検定<初級=3級>
【試験日】 毎年10月11日(祝)13:00~14:30(第2回検定は、10月10日の実施となりました。)
【試験会場】 松山:清水公民館(愛媛県松山市清水町3-170-24)
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【検定料】 一般 ¥1000 高校生以下 ¥500
【募集期間】 8月1日~9月20日
【申込方法】 9月20日までに、受験料を郵便振込みで。
【試験要項】 60問・択一式(60分) 正解率70%以上で合格と認定。
「山頭火・公式テキスト」(¥600)より出題。
【合格発表】 毎年年11月3日(祝)
【合格者特典】 合格者には、合格認定証、副賞として山頭火記念グッズを進呈。
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お申込み方法
お申し込みは、必要事項記入の上、葉書またはFAXでお申込みください。検定料は、最寄の郵便局にて、郵便局用「振込取扱票」に必要事項を記入して、お振込みください。(払い込み手数料はご負担願います。)
口座記号番号 01680-3-108377
加入名 まつやま山頭火検定実行委員会
※申込書及び検定料振込みが確認できましたら、「受験票」を郵送いたします。
■お申し込みに関する注意事項
・お申込期間(8月1日~9月20日)後の受付はできません。・申込書に不備があった場合は、速やかに、検定事務局へご連絡ください。
・やむをえない理由で主催者側で検定を中止した場合のみ検定料を返還いたします。
・公式テキストのみご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
<山頭火検定公式テキスト>改訂版を発刊。 (平成23年8月1日、¥600)
お申し込み・お問い合わせ先
〒799-2651 松山市堀江町甲1615-3
NPO法人まつやま山頭火倶楽部
TEL 090-6882-0004 FAX 089-978-5959