今週の山頭火句

今週の山頭火句 仔猫みんな貰はれていつた梅雨空  山頭火

2011年10月27日木曜日

記念作品 まぼろしの琵琶「俳人山頭火」DVD完成! 上映会を開催します。

10月10日に開催した筑前琵琶「俳人山頭火」復活コンサートの記念作品として
俳人山頭火DVDが完成しました。
 
「念ずれば花ひらく」ではないですけれど、沢山の人のご協力を得て、ひとつ、ひとつ花が開いて
最後の仕上げとして、見事な琵琶で語る「俳人山頭火」のDVDが出来上がったのです。

その琵琶「俳人山頭火」復活のいきさつを紹介しておきます。
それは、今から2年前2009年11月4日から始まります。
 ① 「10月松山で開かれた全国山頭火フォーラムに参加して、山頭火に近づくことができました。
   41年前、67歳で亡くなった父の書簡を整理していて、ボロボロになった琵琶謡「俳人山頭火」
   の歌本が見つかりました。……筑前琵琶で、再びこの謡が奏でられるのを聴くことが出来たら
   と淡い夢をだいています。」という記事が愛媛新聞「へんろ道」の欄に載ったのです。

 ②しばらくして、11月9日 山頭火倶楽部宛てに、
  松山市内の蔀因(しとみちなみ)さんからお便りをいただきました。
   「父の遺品の中から「俳人山頭火」の琵琶謡がでてきました。
   なにかの機会にお役立てください。」と、「俳人山頭火」の歌本が届きました。


 ③この「俳人山頭火」の詩がいいですね。
  この世に、こんなに山頭火を理解していた人がいたのかと、ビックリいたしました。
  涙しながら聞いていたという人にもお会いすることができました。

  そういう経緯を経て、「筑前琵琶 俳人山頭火」の調査を始めました。
  山頭火顕彰第一人者・大山澄太さん編集主宰の「大耕」という雑誌にその歌を発見することが
  できました。やっぱり澄太さんだったのかと、思わずうなずいてしまいました。
  昭和32年12月14日の日録に。
  「俳人山頭火」を田村旭都さん、筑前琵琶にて演奏、一同感服敬聴。」とありました。
  今から55年も前のことです。
  そして、「山頭火の命日」に演奏されていることがわかりました。
  NHK、民放でラジオ放送されてたことも、紹介されていました。
  その録音テープを探し始めるのですが、なかなか見つけることができませんでした。

 ④そんな時、今年の4月ですが、澄太翁の愛弟子・宇都宮長三郎さんとの出会いが一草庵で
  ありました。西予市明浜の方です。そのテープ探してみますとのことでした。
  後日、琵琶謡の作曲者・田村旭都さんの娘さん渡辺萬里子さんが、宇和島市吉田にいて
  練習用のテープを持っているとの連絡がありました。
  (下左写真、取材を受ける素敵な渡辺萬里子さん。右写真、再会した萬里子さん、久仁子さん、宇都宮長三郎さん)






 ⑤今年の5月、松山の椿神社、山頭火の句碑の玉垣が100以上をあるところです。
  そこで、宇都宮さんから、カセット・テープをいただきました。

 ⑥早速、昨年度お目にかかっていた愛媛県琵琶連盟の筑前琵琶演奏家・見立先生に
  相談しました。やってみましょうと引き受けてくれたのですが、大変苦労されたようです。
  お陰で、ここに山頭火の一生を琵琶で奏でる「俳人山頭火」を聴けることとなった訳です。

 ⑦このDVDの映像の中には、
  この日のことを聞きつけて、天国から一草庵にやって来た山頭火さんご一行も
  記録されています。
  衣装も揃えて、大山澄太、田村旭都さんと連れ立って来てくれました。 
  フィナーレは、大山澄太さんの愛娘・久仁子さんの登場です。
  連絡もしていないのに、噂を聞いて三重県伊勢市から来てくれました。
  そのご挨拶に涙しました。
  
 ⑧そして山頭火さんは最後にも魔術をかけて、DVD映像技師に合わせてくれました。
 そんな訳で、どこに出しても恥ずかしくないれ歴史に残る「俳人山頭火」のDVDができました。

 そのお披露目を、11月3日(木・祝)に山頭火検定合格発表を記念して
 「俳人山頭火DVD」上映会を開催します。是非、映写会にきてくださいね。

   場所  子規記念博物館 1F  視聴覚室
   時間  11月3日 14:00~15:30 (参加は自由で無料)

  ※ この「まぼろしの琵琶 俳人山頭火」 ご希望の方には頒布いたします。
    (値段は、800円とさせていただきます。)
     連絡先  NPO法人まつやま山頭火倶楽部 
           〒799-2651 松山市堀江町甲1615-3
           電話 090-6882-0004  FAX 089-978-5959