山頭火の命日、10月11日を迎えます。逝きて80年。
山頭火の残したものは、何だろう。
それは、鉄鉢でもなく、句集『草木塔』だろう!、
米なきときは、水をのみ、酒を飲まなくても、俳句だけは作っていました。
そして、生涯作られた約12000句から、一草庵で自選し、一代句集『草木塔」を
昭和15年4月に発刊するのです、701句、700冊を。
それ以降、大山澄太さんによると1200句ぐらい山頭火は、作られていると言われています。松山時代、月100句以上作っていたようです。
いま、ここに『草木塔』以降の山頭火の残した句を、松山人として
「山頭火が最後に残した一草庵時代の句」を纏めて出版し、山頭火80回忌に山頭火さんに捧げます。その本の著名は『草萌ゆる』。
『草木塔』に次ぐ、貴重な本となることでしょう。
本の装丁とチラシができましたので、紹介します。
本の披露は、
「山頭火一草庵まつり」(10月13日)
に行います。