今週の山頭火句

今週の山頭火句 旅のかきおき書きかへておく  山頭火

2011年8月6日土曜日

「一草庵夏の子どもまつり」学んで 遊んで 楽しもう!開演準備できました。

「一草庵夏の子どもまつり」の準備ができましたよ。
 8月7日13:00からの皆様の来庵を待つばかりです。

昔、松山地方では旧暦の8月7日に笹の葉に願い事を書いた短冊を吊るしていました。
旧暦では、1月~3月は春、4月~6月は夏、7月~9月は秋、10月~12月は冬だそうです。
よって、旧暦の7月は、秋の始まり。「七夕」は俳句では秋の季語なのです。
七夕の俳句を紹介しておきます。

荒海や佐渡に横たふ天の川      芭蕉
うれしさや七夕竹の中を行く       子規
七夕の天の川よりこぼるる雨か    山頭火

この山頭火の句は、昭和15年8月9日に松山の花園町の村瀬汀火骨宅で
七夕の短冊飾りをして、筆をとった句です。
 昭和15年頃の七夕も、8月だったようです。
そんなことでもあり、一草庵で子供たちと一緒になって、七夕飾りをします。
七夕(しちせき)と書いて、「たなばた」と読ませるのですから、複雑ですね、深い意味があるのでしょうか。
江戸時代の宮中の七夕行事には、素麺が登場するそうです。
8月7日の一草庵夏まつりでも 、そうめん流しを楽しんでいただきます。
100名以上の方が、来てくれそうです。皆様のご来庵お待ちしています。

<式次第>を紹介しておきます。
(1)「山頭火俳句ポスト」表彰式    13:10~13:30
(清水小学校、湯築小学校、姫山小学校の生徒さんが、635句も投句してくれました。)
(2)「学びの時間」           13:20~14:00
①民話「あったか山頭火さん」  
②俳句で七夕飾り
(3)「遊びの時間」と「楽しみ時間」  14:00~15:00
①昔遊び「竹とんぼ」「折紙コマづくり」
②そうめん流し、かき氷
③スイカ割り、お楽しみ抽選会