結果報告をします。スタッフをいれて、約70人の人が集まってくれました。
その結果、次の句が大賞に選ばれました。
俳句一草庵大賞
届かない思い枯野の先は海 弓削高校 津國亜美
松山市文化協会会長賞
どこからが私どこまでが枯野 伯方高校 重松英里南
一浴一杯賞
春三日月ブローチにして逢いに行く 松山市 長澤久仁子
柿しぐれ賞
紙風船命突く音刻みけり 松山市 今岡美喜子
俳句トーナメント表の各ブロックの3番目の句は、高校生の選抜句、⑫の3は、小学生の句。
高校生の句は、残らないかも知れないと予測していましたが、一回戦で勝ち残り24句の内
10句が高校生、小学生の句でした。
俳句一草庵大賞は、わざわざ瀬戸内海は弓削島から来てくれた津國亜美さんの手に輝きました。
「届かない思いの枯野の先の海」は、荒涼とした海なのか、枯の野の先の海に希望を探しているのか、議論がありました。海は黙して語りませんが、大きな世界に導いてくれました。
会場に集まった人に、公開句会が始まる前に、「俳句一草庵大賞あてま賞」という選句をし
ていただきました。
大賞を当てた人はいませんでした。松山市文化協会会長賞を選ばれた方が3人いました。
もう一つの大賞があります。それは、「村上護記念賞」です。
山頭火顕彰活動に生涯を託された村上護先生に捧げます。
寝て覚めて死んでゆくだけ花菜漬 川越市 祐森水香
伯方高校・松山西高の俳句部の生徒たちがきたので、いろいろと喋っていただきました。
以下、俳句一草庵のスナップ写真です。