昭和十四年十二月十五日、
山頭火は、高橋一洵さんに連れられて、御幸寺境内の隠宅に入る。
「高台で閑静で、家屋も土地も清らかである。山の景観も市街や山野の遠望も佳い。
京間の六畳一室四畳半一室、厨房も便所もほどよくしてある。・・・・すべての点に於いて、私の分には過ぎたる栖家である。私は感涙して、すなほにつゝましく私の寝床をこゝにこしらえた」
山頭火は、終焉の庵「一草庵」に12月15日入庵し、次の句を詠む。
おちついて死ねそうな草枯るる 山頭火
この山頭火入庵日を記念して、「着物姿でコンサート」を
開催します。ご覧あれ!
【日時】 2015年12月15日(火)
【会場】 一草庵広場
①「第18回山頭火俳句ポスト」表彰式
13:00~14:00
②着物姿でコンサート
14:00~15:00
<木城基哉と愛大教育学部音楽専攻生>
アルプホルンや三味線も登場します。
声音(木城基哉と塩崎香莱)
アルプホルン(市川克明)
ピアノ(藤山あやか)
クラリネット(渡井宏美)
オーボエ(東茉緒)
三味線(門田恵)
踊り(横山妙蓮)
この日は、山頭火の遺品・鉄鉢を特別公開します。
また、山頭火酒まんじゅうも用意してますよ。