俳句一草庵の投句に、海外の人の句が4句ありました。
その中より、特別賞を選びました。
次の句です。
《まつやま山頭火倶楽部賞》
tea with Santoka
a bird I don’t know
calls outside Deborah P Kolodji
山頭火と抹茶一服鳥の声 デボラ・P・コロジ
(評)カリフォルニアの俳人が一草庵を訪れてくれたので、抹茶を点てて差しあげた。
その時、投句を依頼すると、即座に詠んでくれたそれがこの句です。
山頭火さんと一緒になってお茶を飲んでいるようだった。「tea with Santoka」で
切れがある、「鳥の声」と取り合わせて、(ポエジー)が生まれた。
英語俳句の取り合わせの妙に驚いた。どんな鳥なのか、何と鳴いているのはわからないが、私を呼んでいると。鳥の呼ぶ声に、動きとリズムがある。
後で分かったことだが、カリフォルニアで俳句を指導している有名な人で、英語俳句を10年から20年やられているらしい。おめでとうございました。
山頭火Tシャツを着ているデモラさん!
写真が届きました。