12月3日は、山頭火の誕生日。
種田山頭火生誕140年を記念して、未完の山頭火句集『遍路行』を上梓します。
本句集は、山頭火が生前残した一枚の自筆原稿からはじまる。
山頭火最後の行乞の旅(昭和14年)から生まれた四国遍路句集です。
野宿をくり返す命がけの旅だったようです。
昭和14年10月6日~11月21日までの47日間の旅、
日記に次の言葉を残す。
(・・・絶食の野宿はつらいものである。
また、自選一代句集『草木塔』校正投稿の終わったあとの、
松山日記の昭和15年2月26日には、「夜は”遍路行”推敲」とあります。)
併せて大山澄太さんの「大耕」誌に掲載された「山頭火の四国へんろ」の記を
紹介させていただきました。
是非とも山頭火の俳句ならびに四国遍路の旅を味わってください。
一草庵及び子規記念博物館に於いて、頒布価格600円で販売をしています。
※電話注文は、できましたら住所等の聞き取り間違いが発生しますので、次のメールアドレスで連絡をお願をします。 ootakzh@tiara.ocn.ne.jp