山頭火に扮した山頭火案内人と歩いて、
第7回の俳句一草庵を、エンジョイしました。
雨を心配していましたが、少し朝に、しぐれただけで風情のある句会となりました。
なまこ壁の残る大上家、大正時代の擬洋風建築の濱田医
院、白壁の遠藤味噌醤油店、玉井畳店見学、鉄斎ゆかりの
近藤家等を巡って、俳諧ゆかりの旧家・森家で句会を行いました。
近藤家等を巡って、俳諧ゆかりの旧家・森家で句会を行いました。
会場の関係で、参加者は20名に限定。
また時間の関係で投句数一人2句としました。
互選の結果、次の句が優秀句として選ばれました。
第7回俳句一草庵賞
<大賞>
時雨来る気配格子戸軋む音 松山市 本郷和子
<副賞>
呼べばすぐ応える渡し紅葉山 松山市 岩崎美世
<一浴一杯賞>
畳針五寸じわりと冬深む 松山市 東麗子
小西昭夫・特選
残る菊女子制服の指定店 松山市 白石かがり
白石司子・特選
川やら海やら迷うて連理の枝の庭 松山市 高橋孝伯
本郷和子・特選
路地ぬけてまた路地ぬけるしぐれ人 松山市 太田和博
熊野伸二・特選
三津の渡し風の欠片の冬とんび 松山市 三好まゆみ
愛媛新聞の記者・伊藤さんが取材して、次のように紹介してくれました。
翌日、三津浜クリエーターズの企画・路地裏賑わい仕掛け人「山野潤一さんと三津をめぐる会」
に参加しました。NHKが取材にきていました。
松山放送局が午後6時から放送している”いよ×イチ”で紹介するとのことでした。
三津ファンが増えて、魅力ある三津の町が、早く尾道のような港町として、
蘇えってくれると嬉しい。