新年にあたって、瀬戸内海の太陽に向かって、山頭火の句を発信させて頂きます。
ふりかへらない道をいそぐ 山頭火
震災の復旧も進んでいませんね、原発問題も対策会議を開くとか、メンバーもなかなか決まりません。牛の歩みより
のろいですね。
世の中スピード時代、病人のような歩みでは困ります。
山頭火は”大種田”と言われた家を崩壊させ、そして家を捨て、妻も子供も捨てて、放浪の旅に出ましたね。
そんな山頭火が詠んだ句です。
あの世から、日の本の国に向って メッセージを送ってくれているようです。
振り返っても過ぎ去った過去は帰ってこない、前を向いて歩いていこうよと…。
この句は、昭和5年10月22日の日記に、
「層雲」 昭和6年1月号に掲載されています。
日向・宮崎の層雲三羽がらす、杉田作郎(すぎたさくろう)・中島闘牛児(なかじまとうぎゅうじ)・黒木紅足馬(くろきこだるま)を訪ねて、別れの時に詠んだ句のようです。
※ 忘れていました、オバマ大統領の新しいスローガン。
FORMARD フォワード (前進) を。
昨年暮れ、NPO法人まつやま山頭火倶楽部の4年間の歩みを1冊の記録集にまとめました。
頑張って1ケ月で製本しました。時をみて順次、紹介させていただきます。
山頭火ファンの皆さまへ、無常の中に光あれ!