今週の山頭火句

今週の山頭火句 笠にとんぼをとまらせてあるく  山頭火

2013年1月10日木曜日

鈴をふりふりお四国の土になるべく

一草庵を訪れた人が、山頭火の写真をみて
スケッチした鉛筆画です。
鈴をふりふりお四国の土になるべく  山頭火

こんな句を詠んで
山頭火は、四国遍路の旅をしています。
昭和2、3年の遍路、そして最後の旅となる昭和14年の46日間の遍路巡拝です。

一草庵での日々の暮らしでも、お遍路さんを見ると、
飛んで行って、今日の自分の食べ物まで手渡していたようです。

一草庵の訪庵録が、一杯になったので、新しいノートに差し替えました。一生懸命読ませていただきました。少し紹介させていただきます。

<訪庵された多くの人は、一草庵は、静かで、何故が心が落ち着きます。
トイレがきれいです。と書いていました。>

今回は、お遍路さんのメモを拾ってみました。

☆山頭火の句を知り、40年経ちました。
 お遍路の途中寄らせていただきました。一草庵に入りお線香を手向けたかったのです。

          (2011.3.3 さいたま市 矢島)




☆「分け入つても分け入つても青い山」
 四国八十八ケ所、歩き遍路、4回目のお参り。
 一草庵をめざしてやって来ました。
 反省あることしきりの人生ですが、又楽しい。
                     (2011.5.24 神戸市 西脇朋子)

訪庵録の画像①

☆昨日の雨が嘘のように晴れ、晩秋のさわやかな中を歩いて遍路しています。
 今まで何度も遍路道を歩きながら、立ち寄れませんでしたが、思いきって今回訪ねました。
 とてもよかったです、合掌。   (2011.11.20  山口 児島)


☆遍路のたびに、来ています。また、いつか。
 ひたすらに歩くへんろの幸せよ。            (2011.12.26 正木恭子)

☆うぐいすに 背中おされて へんろ道         (2012.4.12  おほ)

訪庵録の画像②

☆旧の一草庵にも訪庵録を置いておりました。数十年前立ち寄った時、北海道の御夫婦のメモを
目にして、地元に生まれながら、こんなにいい所があるのかしら?と認識しました。
「結婚し、山頭火のふるさとを訪ねる為に、コツコツ貯めたお金で、やっと30年ぶりに念願を達成とのこと。」読んでいると、不思議に涙す。           (2012.7.10  KS)


☆四国遍路の途中、立ち寄らせていただきました。
 「分け入つても分け入つても青い山」
 初めて読んだ山頭火の句で、その時、心に残ったものでした。
 季節は異なるものの、山道を独り歩きながら思い出しました。
 「霜月の伊予の遍路地 ひと恋し」              (2012.11.21 福島市 高泉 修)


 山頭火案内人の当番日誌にも、お遍路さんと出会いのお話が綴られています。
松山の人の中には、歩き遍路に出るとき、一草庵を訪ねて、無事にお遍路できますよう祈願して
遍路を始める人もいます。
 一草庵・そこは、51番札所石手寺から52番札所太山寺への遍路道で、一休みして鋭気
 養う特別霊場になったようです。

<追伸>
 どこの誰かは知らないけれど…、月光仮面ではありません。
 ”じゅん”さんという人が、訪庵録に6回も登場してくれてます。
  じゅんさんに、幸あれ!